「光の春」と言われる3月。木々や草花、子ども達の周りに明るい春の光がいっぱい。希望や期待に胸膨らむのを感じます。昨年の4月からの子ども達の姿を思い出すと心身ともに大きな成長を感じる嬉しい月ですが、一つだけ、巣立つ年長児との一緒に過ごした尊い年月を想う時、ずっと一緒に過ごしたい寂しさが募ります。それぞれの子ども達も一つずつ進級しますが、まずは、子ども達の想いを受け止めることをご家庭に、もう一度お願いしたいと思います。どんな想いも、まずは、しっかり受け止める。「〜だったんだね。」それから、子どもの思い通りにできない時は、できるだけ解り易く簡単に説明することが大切です。頭ごなしに「だめ!」ではなく。そうすることで、自分の気持ちを開いてもらったことが心に残ります。そして、自分の事を大切に考えてもらってることを感じます。そして、自分の事も話せるようになっていきます。親子だからこそ、大切に考え信頼される人に成長してもらいたいものですね。信頼される大人になるためには、まずは、子ども時代に信頼される事です。気持ちを開いてもらうことは、大人への信頼にもつながります。
(F)