田畑の実りの美しい緑、澄み切った青い空に白い雲、そして彼岸花の赤。日本の秋の始まりを感じる風景ですね。日中はまだ暑いとはいえ、少しずつ過ごしやすくなり、子ども達も思い切り身体を動かしやすくなってきました。子ども達の脳は、手足はもちろん身体全体を動かして遊ぶことで発達していきます。テレビやゲームなどの疑似体験では発達しません。今、テレビやゲーム、インターネットなどが、人間に及ぼす悪影響が心配されています。商業ペースの現代では、人間より経済が優先され、表面には出にくいのですが、水面下では、ネット中毒や犯罪に繋がることの多さ、人間の能力低下など不安がいっぱい出てきていることがわかっています。「ネット子育て」も危険がいっぱいです。子どもが親の言うことを聞かない時の「鬼さんからの☎︎」も子どもはもちろん、親にとってもよくありません。怖がらせて言うことを聞かせても、問題を回避するだけです。とりあえずの子育てでは、子どもの精神、心は成長をしないまま身体だけが大きくなり、バランスが取れない大人になります。伸び伸びと身体を動かして、心と脳と身体(土台)をしっかり育てましょう。暑い時も寒い時も身体を動かし遊ぶのが、乳幼児期の子ども達の本来の姿ですよ。